パート1 Uber技術サービス契約(配達パートナー)

基本原則

✓ 本契約は、貴殿による配送サービスの提供を目的としたプロバイダー用アプリの使用に対して適用されます。

✓ 貴殿が本契約に同意すれば、Eats JPからの配送サービスの依頼にアクセスするために、プロバイダー用アプリを使用することができます。いつ、どこでプロバイダー用アプリを利用するかは、貴殿が選択することができます。この選択は、貴殿のスマートフォンのボタンをタップすることにより、一方的かつリアルタイムで決定することができます。明確化のために付言すると、貴殿はEats JPとの関係において、排他的な義務に何ら拘束されないものとします。

✓ 貴殿が本契約に同意すれば、かかる同意は独立した契約者として行ったものとなります。疑義を避けるために付言すると、貴殿及びEats JP又はUberグループのいかなる構成員との間にも、雇用関係は存在しません。

✓ 依頼を承諾するか否かは、貴殿が決定します。貴殿は、プロバイダー用アプリの利用又は配送サービスの提供(プロバイダー用アプリへログオンしている間も含む。)について、何らの義務も負いません。貴殿はいかなるリクエストも承諾又は拒絶することができます。

✓ 貴殿は、依頼を承諾した場合に、Eats JPの再委託先として、配送サービスを配送受取人に提供します。

✓ 本契約をよくお読みください。本契約には、貴殿及び当社が本契約を変更又は終了する方法、問題が生じた場合の対応、並びに保険及び責任の情報を含むその他の重要な情報が含まれます。

この技術サービス契約(これを「本契約」という。)は、自然人である貴殿(これを「貴殿」という。)、Uber Portier B.V.(これを「Uber」という。)及び日本において会社法人等番号0110-03-010489として登録された会社であるUber Eats Japan合同会社(Uber Eats Japan Inc.)(これを「Eats JP」という。)との間の法的契約を構成するものである。

プロバイダー用アプリでは、貴殿がEats JPからの配送サービスの依頼を求め、受け付け、履行することが可能となる。貴殿は、プロバイダー用アプリを利用し、配送サービスを提供するためには、以下に定める条件に同意しなければならない。貴殿がこの契約書に署名するか、又は「同意する」をクリックすることによる本契約の(電子的手段その他の方法による)締結をもって、貴殿、Uber及びEats JPは、本契約に定める条件に拘束されるものとする。本契約において「Uberグループ」とは、Uber、Eats JP及びその各々の関連会社を指すものとする。

また、貴殿は、貴殿による本契約の(電子的手段その他の方法による)締結をもって、プロバイダー用アプリ及び配送サービスに関する条件は、アプリ上の表示等の電子的手段によって提供されるものであることに同意するものとする。

  1. 定義

1.1 「関連会社」とは、一方の当事者を所有若しくは支配し、一方の当事者により所有若しくは支配され、又は一方当事者の共同支配下若しくは共同所有下にある事業体を意味する。ここでいう支配とは、議決権を有する有価証券の所有、契約その他いかなる方法によるかにかかわらず、特定の事業体の経営及び方針を決定することができる又は決定することを可能にする権能の直接又は間接的な所有を意味する。

1.2 「当社データ」とは、本契約に基づくプロバイダー用アプリへのアクセス及びその利用に関連する全てのデータを意味し、これには、ユーザーに関連する全てのデータ(ユーザー情報を含む。)、配送受取人に関連する全てのデータ(配送受取人情報を含む。)、プロバイダー用アプリを通じた配送サービスの提供、及びプロバイダIDに関連する全てのデータが含まれる。

1.3 「コミュニティガイドライン」とは、https://www.uber.com/legal/ja/document/?name=general-community-guidelines&country=japan&lang=ja 又はhttps://www.uber.com/legal/ja/及び/若しくはhttps://www.uber.com/jp/ja/safety/uber-community-guidelines/からアクセス可能な他のURLに定めるコミュニティガイドライン(Eats JPの単独の裁量により随時修正されることがある。)をいう。

1.4 「配送料」とは、第4.1条に定める意味を有する。

1.5 「配送受取人」とは、貴殿の配送サービスに関連して貴殿が配送している物品の受取人となることを予定している者をいう。疑義を避けるために付言すれば、ユーザーは配送受取人となることができる。

1.6 「配送受取人情報」とは、配送サービスの依頼及び利用に関連して貴殿に提供される配送受取人に関する情報をいい、これには、配送引渡地点、配送受取人の名前、配送受取人の連絡先情報、配送受取人の署名及び配送受取人の写真並びにその他関連する配送商品別の詳細が含まれる場合がある。

1.7 「配送サービス」とは、貴殿が独立した契約者として、プロバイダー用アプリを介して、該当する輸送手段を用いて対象地域内で、ユーザーがマーチャントから注文した食品又はその他の物品についてピッキング、包装、支払い、配送の全て又はいずれか、及び/又はUberが指定した場所への物品の運搬を行う行為をいう。念の為付言すると、「物品」は、物品の受け取り時に貸し出された配送バッグを含み、「運搬」は、集荷地点と異なる地点への返却配送を含む。但し、貴殿が配送サービスの一環として商品のピッキング、包装及び支払いを行うためには、別途Uber及びEats JPから提示される付属書への同意が必要である。

1.8 「デバイス」とは、本人デバイスをいう。

1.9 「マーチャント」とは、その商品(食品、飲料及びその他の品物)をUberアプリ又は自身のモバイルアプリケーション若しくはオンラインプラットフォームを介してユーザー及び配送受取人への販売に供する事業者をいう。明確化のために付言すれば、Eats JPはUberアプリ内の一定の店舗への注文についてマーチャントとなる場合がある。

1.10 「プロバイダー用アプリ」とは、配送提供者に関連して、Uberが(無償で)貴殿にライセンスするモバイルアプリケーションであって、貴殿がEats JPから配送サービスの依頼を受けることを可能にするものであり、Uberによって随時更新又は修正され得る。

1.11 「プロバイダID」とは、貴殿に割り当てる識別情報及びパスワードキーであって、貴殿によるプロバイダー用アプリの利用及びアクセスを可能にするものをいう。

1.12 「対象地域」とは、プロバイダー用アプリにより貴殿が配送サービスの依頼を受け付けることが可能となる日本国内の都市部又は大都市圏をいう。疑義を避けるために付言すれば、貴殿が他の地域でオンラインとすることや配送の依頼を受け付けることについて、これが影響を及ぼすことはない。

1.13 「通行料金等」とは、利用可能な情報に基づきEats JPにより合理的に判断される、市内通行料、環境負担金その他これらに類する費用など、該当する道路、橋、連絡船、トンネル及び空港に係る費用及び手数料をいう。

1.14 「輸送手段」とは、貴殿が選択した輸送の形態であって、貴殿による配送サービスの提供に際してのEats JPのその時点での要件(法律及び規制上の要件に基づく。)を満たすものをいう。

1.15 「Uberアプリ」とは、配送サービスのオンデマンド型の依頼を求める許諾されたユーザーに提供されるモバイルアプリケーション又はオンラインプラットフォームを意味する。

1.16 「ユーザー」とは、配送サービスを依頼する目的でUberアプリを利用する許諾をUber若しくはその関連会社より受けた最終利用者(個人又は組織体)(Eater、マーチャント及び配送受取人を含む。)をいう。

1.17 「ユーザー情報」とは、配送サービスに関連して貴殿に提供されるユーザーに関する情報をいい、これには、配送集荷地点、配送引渡地点、ユーザーの名前、ユーザーの連絡先情報、ユーザーの署名及びユーザーの写真並びにその他関連する配送商品別の詳細が含まれる場合がある。

1.18 「本人デバイス」とは、貴殿が所有し又は管理するモバイルデバイスであって、(a)Eats JPが定めるプロバイダー用アプリの利用を目的としたモバイルデバイスのためのその時点での仕様を満たし、(b)配送サービスの依頼をEats JPから受け取ることのみを目的としてUberから許諾されるところに従い、プロバイダー用アプリがインストールされたものをいう。

  1. プロバイダー用アプリの利用

2.1 プロバイダID Eats JPは、本契約に従い貴殿がデバイス上でプロバイダー用アプリにアクセスし、これを利用することができるように、貴殿に対し、プロバイダIDを発行する。貴殿は、自己のプロバイダIDを秘密とし、いかなる第三者ともプロバイダIDを共有しないことに同意する。貴殿は、自己のプロバイダID又はプロバイダー用アプリについて侵害又は不正な使用若しくは開示の事実又は疑いがあった場合に、直ちにEats JPに通知する。

2.2 配送サービスの提供 プロバイダー用アプリが有効である間、貴殿は独立した契約者として、ユーザーに対し配送サービスを提供するために、Eats JPから依頼を引き受けることができる。貴殿は、かかる依頼の引受け、拒絶し、又は無視することを自由に決定できる。貴殿がEats JPの配送サービス依頼を引き受けるときは、Eats JPより貴殿に対し、(場合に応じて)ユーザーの名前及び配送対象物品の集荷・引渡地点などを含む、一定のユーザー情報、配送受取人情報及びユーザーによる注記がプロバイダー用アプリを介して提供される。別途Eats JPが予め明示する場合を除き、貴殿がかかる依頼を受諾した時点で、個別の配送サービス契約が成立する。貴殿は、Eats JPから引き受ける配送サービスは、別途Eats JPが予め明示する場合を除き、配送サービス依頼の引受け後、配送サービスの履行を直ちに開始し、合理的な時間内に完了することを内容とするものであることを確認し、その旨同意する。貴殿は、プロバイダー用アプリ上で返却配送(集荷地点と異なる地点への返却配送を含む。)の可能性が表示された場合は、当該表示に従って返却配送を履行することに同意する。貴殿は、当該返却配送を履行することで、追加の配送料を得ることができる。Uberアプリについてユーザーの満足度を向上させるために、貴殿は、建物内の荷物の集荷・引渡地点の詳細など集荷・引渡に関する情報を遵守すること、及びユーザー又は配送受取人が希望の集荷・引渡地点に現れるまで少なくとも十(10)分は待機することが、推奨される。貴殿は、Eats JPの配送サービス依頼を引き受けることを選択した場合に、貴殿の名前、連絡先情報、写真及び場所並びに該当する場合には貴殿の輸送手段に関する情報を含む、貴殿に関する一定の情報がUberアプリよりユーザー及び配送受取人に提供される場合があることを確認し、その旨同意する。貴殿は、配送サービスを履行する目的以外のいかなる理由によっても、ユーザー若しくは配送受取人に連絡し、又はユーザー若しくは配送受取人の個人情報を利用してはならない。貴殿は、(a)配送サービスの各案件を履行するのに最も有効で効率的で安全な方法(配送経路の決定を含む。)を判断する責任を単独で負うこと、(b)プロバイダー用アプリを除き、配送サービスを履行するための必要に応じて全ての必要な機器、道具その他の素材を貴殿の経費負担で提供すること、及び©配送サービスの履行の過程における貴殿の作為及び不作為に対する責任を単独で負うことを確認し、その旨同意する。

2.3 貴殿とUberグループとの関係 貴殿は独立契約者として、配送サービスを提供していることを確認し、その旨同意する。本契約はUber、Eats JP又はその関連会社と貴殿との間における雇用契約ではなく、又は雇用関係若しくは労働関係を構築するものではなく、かつUber、Eats JP又はその関連会社及び貴殿との間に何らの合弁事業、提携関係又は代理関係も存在しないものとする。貴殿は、Uber、Eats JP又はその関連会社を拘束する権限を有さず、自己をUber、Eats JP又はその関連会社の従業員、労働者、代理人又は授権代表者として称しないことを約束する。なんらかの事由により、貴殿がUber、Eats JP又はその関連会社の従業員、労働者、代理人又は代表者とみなされ得る場合には、貴殿は、そうした黙示の従業員、労働者、代理又は代表関係を根拠として個人又は団体からなされる請求について、(Eats JPの選択に応じて)Uber、Eats JP及びその関連会社に補償を行い、これらの者を防御し、これらの者に被害が及ばないようにすることを約束し、その旨同意する。 また、貴殿は、Uberから貴殿に対するプロバイダー用アプリの(無償による)ライセンス付与が、Uberと貴殿との間にプロバイダー用アプリの利用に関してのみ、法的かつ直接的な取引関係を生じさせることを確認し、その旨同意する。 Uber又はEats JPは、貴殿の配送サービスの提供、貴殿の作為若しくは不作為又は貴殿の輸送手段の運用及び保守に関連して(但し、これらに限られない。)、一般的に、又は特に本契約に基づく貴殿の履行に関して、貴殿を指揮し又は管理するものではなく、そうした指揮又は管理をするものとみなされないものとする。貴殿が他の企業(Uber Eatsの競合他社を含む。)との配送サービスに関する契約を締結するか否かは、貴殿の自由な意思に委ねられている。これは、貴殿がプロバイダー用アプリを利用している間も同様とする(これは「マルチアッピング」として知られる。)。貴殿が自身の顧客に対し配送サービスを提供することも、貴殿の完全に自由な意思に委ねられている。本契約に明示的に定める場合を除き、貴殿は、貴殿がプロバイダー用アプリを利用する時期、場所及び期間を自ら判断する独立の権利を保持する。貴殿は、プロバイダー用アプリのログオン又は利用を義務付けられていない。貴殿は、プロバイダー用アプリを通じて、ユーザーからの配送サービスの依頼を引受け、拒絶し、若しくは無視することの選択権を保持する。 配送サービスを提供する間、適用法により求められる場合又は貴殿とUber及び/又はEats JPとの間で書面で合意する場合を除き、貴殿は:(a)Uber、Eats JP若しくはその各々の関連会社の名称、ロゴ若しくは色彩を貴殿の輸送手段上に掲げないこと、又は(b)Uber、Eats JP若しくはその各々の関連会社の名称、ロゴ若しくは色彩を掲げた制服その他の衣服を着用しないこと。貴殿は、配送サービスの提供時に使用するバッグを自由に決定することができる。貴殿は、サービスを提供するか、又はその他の事業若しくは雇用活動に別途従事するかについて、貴殿が完全な裁量権を有することを確認し、その旨同意する。明確な説明のために付言すると、貴殿は、貴殿が次に掲げる完全な権利を保持することを了解する:(i)プロバイダー用アプリのほかその他のソフトウェアアプリケーションサービスを利用して、それらのプラットフォーム上で配送サービスを提供すること、及び(ii)その他の職業又は事業に従事すること。 Eats JP及びUberは、本契約若しくはコミュニティガイドラインへの抵触、貴殿によるUber、Eats JP若しくはその各々の関連会社への中傷、又は貴殿の作為若しくは不作為であってEats JPが単独の裁量に基づいて、Uber、Eats JP若しくはその各々の関連会社のブランド、評判若しくは事業に被害を及ぼすものと判断するものがあるときは、Eats JP及びUberの単独の裁量に基づいて、いつでも、貴殿によるプロバイダー用アプリのアクセス又は利用を無効化又は制限する権利を保持する。

2.4 評価

2.4.1 貴殿は、(a)配送サービスの案件の完了後、Uberアプリによりユーザー及び/又は配送受取人が貴殿及び当該配送サービスについて評価を付けるように、また、任意の選択により、貴殿及び当該配送サービスについてコメント又は感想を提供するように促される場合があること、並びに(b)配送サービスの提供後、プロバイダー用アプリにより貴殿が当該ユーザーについて評価を付けるように、また、任意の選択により、当該ユーザーについてコメント又は感想を提供するように促される場合があることを確認し、その旨同意する。貴殿は、(該当する場合)評価及び感想を誠実に提供するものとする。

2.4.2 Eats JP及びその関連会社は、貴殿への帰属表示又は貴殿の承認なく、Eats JP及びその関連会社の事業に関連して、方法の如何にかかわらず貴殿によるユーザー及び配送受取人への評価及びコメントを利用、共有及び表示する権利を留保する。貴殿は、Eats JP及びその関連会社が貴殿によるユーザー及び配送受取人への評価及びコメントの発信者ではなく、(内容の確認義務を有しない)媒介者・伝達者であることを確認し、その旨同意する。ただし、Eats JP及びその関連会社は、猥褻な言葉その他の不快な内容を含むか、個人名その他の個人情報を含むか、又はプライバシー法その他の適用法若しくはEats JP若しくはその関連会社のコンテンツ方針に抵触するコメントであるときは、そのコメントを編集又は削除する権利を留保する。

2.5 デバイス 貴殿は、貴殿がプロバイダー用アプリにアクセスするために使用する必要なワイヤレスデータプランのほか、本人デバイスの取得、費用及び維持について責任を負う。Uberは、専ら配送サービスを提供する目的で本人デバイス上でプロバイダー用アプリをインストールしこれを利用するための、一身専属で非独占的で譲渡不能でサブライセンス不能な権利を貴殿に(無償で)付与する。貴殿は、第三者との間で、プロバイダー用アプリ(又はこれに関連するデータ)を提供、頒布若しくは共有しないこと、又はそうした提供、頒布若しくは共有が可能な状態に置かないことに同意する。貴殿が本人デバイスを用いて配送サービスを提供することを中止するときは、前述の権利付与は直ちに終了するものとし、貴殿は本人デバイスからプロバイダー用アプリを削除し完全に消去する。貴殿は、(i)本人デバイス上でのプロバイダー用アプリの利用には本人デバイスに関する無線通信事業者の有効なデータプランが必要となり、そのデータプランは貴殿が自己の経費負担で提供するものであること、及び(ii)本人デバイス上でプロバイダー用アプリを利用することで、データプランを通じて非常に大容量のデータが消費される場合があることに同意する。Uber及びEats JPは、本人デバイスについては、通信量無制限又は超大容量のデータプランのもとでのみ利用することを勧めており、Uber、Eats JP及びその各々の関連会社はいずれも、データプランに関連するいかなる手数料、費用又は制限超過料金についても法的責任その他の責任を負わないものとする。

2.6 位置関連サービス 貴殿は、配送サービスの依頼の受領及び配送サービスの提供のために、貴殿の地理位置情報がデバイスを介してEats JP及び/又はその関連会社に提供されなければならないことを確認し、その旨同意する。貴殿は、(a)プロバイダー用アプリが起動されている間、貴殿の地理位置情報がEats JP及び/又はその関連会社により取得される場合があること、並びに(b)貴殿のおおよその位置が、ユーザーへの配送サービスの提供前及び提供中にユーザー及び配送受取人に対して表示されることを確認し、その旨同意する。このほか、Eats JP及び/又はその関連会社は、安全及びセキュリティ上の目的のために、プロバイダー用アプリ及びデバイスにより取得した地理位置情報を監視、追跡及び第三者との間で共有することができる。

  1. 貴殿及び貴殿の輸送手段

3.1 貴殿の要件 法律上の要件の遵守の確保、プラットフォームの品質の維持、及び全てのユーザーの安全性のために、貴殿は、常時、(a)(i)輸送手段の運用のために適切な認証水準の有効な免許(例えば、輸送手段が自動車(四輪、三輪、二輪のいずれであっても)又は原動機付自転車である場合には、車種に応じた有効な免許証等)及び(ii)貴殿に適用される免許、許可、承認、届出及び権限であって対象地域内での第三者への配送サービスの提供に必要な一切のものを保有して維持すること、(b)法令に基づき貴殿の輸送手段に関して適用され得る積荷制限(積載量、積載物の大きさ及び積載方法を含むが、これらに限られない。)を遵守すること、©相当の技能、注意及び慎重さをもって専門的な方法により配送サービスを提供するために適切かつ最新の水準の訓練、専門知識及び経験を有すること、並びに(d)高水準の専門家的意識、サービス及び礼儀を維持することを確認し、その旨同意する。貴殿は、配送サービスを提供する資格の取得及びその提供資格の維持のために一定の経歴及び運転歴調査が随時行われる場合があることを確認し、その旨同意する。貴殿は、貴殿が本契約に定める要件を満たさない場合にはEats JP及びUberがそれらの単独の裁量に基づいて、いつでも貴殿によるプロバイダー用アプリへのアクセス又はその利用を無効にし、その他制限する権利を留保することを確認し、その旨同意する。なお、上記(a)の(i)について、特に輸送手段が二輪自動車の場合、排気量が50cc超125cc以下の二輪自動車については、「普通二輪免許(小型限定)」、「普通二輪免許」又は「大型二輪免許」、125cc超400cc以下の二輪自動車については、「普通二輪免許」又は「大型二輪免許」、400cc超の二輪自動車については「大型二輪免許」が必要であることに留意されたい。 Uber、Eats JP及び/又はそれぞれの関連会社は、貴殿が、上記(a)の(i)に定める「輸送手段の運用のために適切な認証水準の有効な免許(例えば、輸送手段が自動車(四輪、三輪、二輪のいずれであっても)又は原動機付自転車である場合には、車種に応じた有効な免許証等)」又は上記(a)の(ii)に定める「貴殿に適用される免許、許可、承認、届出及び権限であって対象地域内での第三者への配送サービスの提供に必要な一切のもの」を保有して維持することなく配達を行ったと合理的に判断した場合、警察当局への通報、貴殿のアカウントの永久停止その他合理的な措置を講じることができる。

3.2 輸送手段の要件 貴殿は、自転車、原動機付自転車、二輪自動車、四輪軽自動車又はその他Eats JPによって適用法令で許容される範囲で承認された手段から貴殿の輸送手段の形態を自由に決定することができる。貴殿は、貴殿の輸送手段が、常時、(a)(その輸送手段が車両である場合には)対象地域内で配送車として運用する上で適切な登録及び免許を受けたものであること、(b)貴殿が所有し、賃借し、その他合法的に占有するものであること(貴殿の輸送手段が自転車である場合については、その自転車の防犯登録等が関連機関に適切にされていること)、©本契約で想定する配送サービスを履行する上で適したものであること、並びに(d)その種の輸送手段に関する業界の安全保守基準及び当該対象地域内での追加的な基準又は要件に則した良好な運用状態かつ清潔で衛生的な状態で維持されたものであることを確認し、その旨同意する。これらの条件を満たさない場合には直ちに書面にてEats JPに報告することに貴殿は合意するものとする。疑義を避けるために付言すれば、この合意は継続的な義務である。     加えて、貴殿は、輸送手段が125cc超の二輪自動車、あるいは軽自動車の場合、貨物自動車運送事業法等の貨物運送関連法令の要件に従い 関連当局に届出を提出し、貴殿の輸送手段を事業用車両として登録することが必要であることを確認し、その旨同意する。また、貴殿は、125cc超の二輪自動車は緑色の自動車登録番号標、軽自動車は黒色の自動車登録番号標のついた車両のみが使用可能であり、これに違反した場合は、貨物自動車運送事業法等の貨物運送関連法令に違反することを確認し、その旨同意する。 Uber、Eats JP及び/又はそれぞれの関連会社は、貴殿が、道路交通関連法令の要件を満たさない電動自転車その他法令に違反する車両を用いて配達を行ったと合理的に判断した場合、警察当局への通報、貴殿のアカウントの永久停止その他合理的な措置を講じることができる。

3.3 証拠書類 貴殿による上記第3.1条及び第3.2条内の各要件の遵守を確保するために、貴殿は、配送サービスの提供前に前述の一切の免許、許可、承認、届出、権限、登録及び認証の書面写しをEats JPに提示しなければならない。その後、貴殿は、更新の都度に、当該各免許、許可、承認、届出、権限、登録及び認証の証拠書面をEats JPに提出しなければならない。Eats JPは、随時Eats JPが求める場合には、それらの免許、許可、承認、届出、権限、登録及び認証を審査する権利を有するものとし、貴殿が前記各書面を提示しないこと又は維持しないことは、本契約への重大な違反を構成するものとする。Eats JPは、自己の合理的な裁量に基づいて適切とみなす方法により、貴殿の関連証拠書類を独自に随時検証する権利を留保する。

  1. 金銭的条件

4.1 配送料計算及び支払 Eats JPは、配送サービスの完了ごとに、貴殿に対し配送手数料(適用がある場合には消費税等の租税を含む。)(これを「配送料」という。)を支払う。貴殿は、配送料が、状況に応じて、(a)基礎配送料額に推定走行距離(位置関連サービスを用いてEats JPが決定する。)、推定走行時間、及び/又は配送集荷・引渡地点(効率的な経路に基づくものとされる。)における推定待機時間、あるいは貴殿に随時伝えられるその他の要素を加えたものに基づいて、かつ/又は(b)マーチャントの供給及び需要などの一定の配送属性に基づき適用される追加金額(例えば、配達調整金額)を含むものとして、算出される(これを「配送料計算」という。)ことに同意する。貴殿は、プロバイダー用アプリに表示される配送料が、本条項記載の合意された式又は要素に基づいて算出され、それと異なる金額を貴殿が交渉しない場合には、当該配送料がデフォルトの金額になることを確認し、その旨同意する。貴殿は、常時、そのデフォルトの金額を変更することをEats JPに対して書面により要求する権利を有するものとし、Eats JPは、誠意を持って、当該要求について検討するものとする。配送料は、配送受取人が支払ったチップを含まない。配送受取人は、貴殿に対し、現金で直接又はUberアプリを介して、チップを支払う場合がある。貴殿は、当該配送料が貴殿の配送サービスの提供に関連して貴殿が受領する唯一の支払であること、及び配送料又は配送料計算のいずれにもチップは含まれていないことを確認する。Eats JPは、該当する場合には、配送サービスの提供中に生じた通行料金等又は付随する手数料を貴殿に償還する。Eats JPは、前週に発生した次に掲げる項目について、毎週月曜日日本時間午前4時に会計週を締め、翌日の火曜日(ただし、事務処理上の事由等により当該火曜日が難しい場合はその次の火曜日)に、送金処理を行うことに同意する:(a)配送料、(b)通行料金等、及び©地域に応じて、一定の租税及び付随する手数料。当該支払いは、貴殿が指定した銀行口座に送金される。貴殿が、送金を受ける前に配送料から他の金額が控除されることに別途同意しているときは、配送料からのその控除順序は、(貴殿とEats JPとの間においては)専らEats JPが判断するところによる。合意した支払日が日本の祝日である場合、貴殿に対する支払いは日本における翌営業日に行われる。

4.2 配送料計算の変更 Eats JPは、Eats JPの裁量(新たな要素の追加及び既存の要素の削除を含む。)に従い、いつでも配送料計算を変更する権利を留保する。配送料計算における主要な考慮要素の変更であって配送料に重大な変更を生ずることとなるものがある場合には、Eats JPは、貴殿に事前の通知を発する。貴殿は、配送料計算の当該変更後における貴殿によるプロバイダー用アプリの継続利用は、当該変更に対する貴殿の同意を構成するものとすることに同意する。

4.3 配送料の調整 Eats JPは、 (i)配送サービスの個別案件に関して配送料を調整する権利(例えば、貴殿が故意に非効率な経路を取った場合、貴殿がプロバイダー用アプリにおいて配送サービスの個別案件を適切に終了しなかった場合など)、又は(ii)配送サービスの個別案件に関して配送料を取り消す権利(例えば、(ユーザーから)伝えられた配送サービスの完了期限に間に合わなかった場合、ユーザーからの苦情の場合、詐欺の場合など)を留保する。こうした事項に関して配送料の減額又は取消しを行うEats JPの判断は、合理的な方法により行使されるものとする。

4.4 解約手数料 貴殿はEats JPが、貴殿による引渡地点への到着よりも前に、いつでも、プロバイダー用アプリを介して貴殿によって引き受けられた配送サービスの依頼の解約を選択することができることを確認し、その旨同意する。引き受けられた配送サービスの依頼を解約し、又は商品が貴殿の集荷対応不能なものであるときは、Eats JPのその時点での該当する方針に基づき、Eats JPは、貴殿に対し、解約手数料を支払う場合があり、これは、本契約に基づく貴殿への送金の目的上、解約された配送サービスについての配送料を構成するものとみなされる。

4.5 追加金額の不存在 貴殿は、当事者らの相互の利益のために、Eats JPが広告及びマーケティングを通じて新たなユーザーを誘引することを図る場合及び既存のユーザーによるUberアプリの利用を拡大することを図る場合があることを確認し、その旨同意する。貴殿は、こうした広告又はマーケティングが、貴殿に対し、本契約で明示的に定める金額を超える何らの追加的金額の権利を与えるものではないことを確認し、その旨同意する。ユーザーが貴殿のためにEats JPに対して有効なチップが支払った場合には、Eats JPは、そのチップを貴殿に送金することとし、チップの一部を留保することはない。貴殿は、(i)Eats JPに対し、貴殿を代理してチップを受け取る権利を付与し、(ii)ユーザーがEats JPに支払ったチップの貴殿に対する支払は、ユーザーから貴殿に対して直接支払われたものとみなされることに同意する。ユーザー又は配送受取人から貴殿に直接提供される現金チップに関しては、そのチップのいかなる部分についてもEats JPへの支払義務は生じず、Eats JPに支払うべきものとならない。

4.6 租税 貴殿は、次に掲げる事項を要することを確認し、その旨同意する:(a)適用法の定めに従い貴殿の配送サービスの提供に関連して全ての税務登録義務を完了し、全ての租税債務を計算及び送金すること、並びに(b)Eats JPに対し、Eats JPが要請する全ての貴殿の関係税務情報を提供すること(適用法により要求される場合には、貴殿が配送サービスを提供する際の貴殿の日本国消費税の納税者としての地位及び/又は有効な登録番号の確認を含む。)。貴殿はさらに、配送サービスの履行から生ずる自己の収益に対する租税(所得税及び日本の消費税を含むが、これらに限られない。)について責任を負うことを確認し、その旨同意する。本契約内のいかなる別段の内容にもかかわらず、該当する税務上及び規則上の考慮事項に基づいた上で、合理的な裁量に従い、Eats JPは、貴殿の代理として又はその他の立場において、政府の関係税務当局に対して直接、貴殿の配送サービスの提供から生ずる租税を徴収及び送金し、又は前述の要件に従い貴殿から提供された各関係税務情報を提供することができる。本契約において別途明示されない限り、本契約に基づき支払われる金額又は対価は全て、(適用がある場合には)消費税を含むものとする。 本契約において別途明示されない限り、いずれの当事者も、相手方当事者に対し、現在若しくは将来の租税、関税、賦課若しくは政府関係費用の源泉徴収若しくは控除の結果として、又はこれらを理由として、追加の金額を支払う義務を負わないものとする。     当事者らは、日本の租税法上の目的において、Eats JPが貴殿に対して、貴殿の配送サービスの唯一の対価として、配送料を支払うことに同意する。さらに、Uberは、貴殿に対して、プロバイダー用アプリを無償で利用する権限を付与する。 請求書 貴殿は、貴殿の配送サービスの提供に関して、Eats JPが貴殿を代理して(消費税法に基づき適用可能な限りにおいて)請求書又は適格請求書を発行することに同意し、その権限を付与する。請求書及び適格請求書は、プロバイダー用アプリを介して、貴殿によって入手可能とされ、Eats JPがかかる発行から3日以内に異議がある旨の通知を受領しない場合、当該請求書又は適格請求書は、確認及び承認されたものとみなされる。

  1. 現金払いによる配送

5.1 現金払いによる配送 Eats JPは、配送サービスに際しユーザーが現金で支払うことを可能にする配送オプション(これを「現金払注文」という。)を、対象地域のユーザーが選択できるようにすることができる。

5.2 ユーザーからの回収 現金払注文について、貴殿がかかる注文を受諾することを選択した場合、貴殿は以下を確認し、同意する:(a)配送受取人又はユーザーは、Uberアプリを経由せず、貴殿に対して直接、現金の支払を行うこと、(b)貴殿は、Eats JP(又はその関連会社)から、(i)マーチャントを代理して商品の金額を回収することを委任され、かつ/又は(ii)Eats JPを代理して配送受取人又はユーザーから現金払注文に関係する配送サービスの金額を回収する、支払回収代行者として指定されていること、©貴殿は、配送受取人又はユーザーから、現金払注文に関係する全ての金額(配送サービスに関する金額(貴殿の配送料を含む。)、商品の代金及び種々の金額(税金その他の料金を含む。)を含む。)(チップを除き、これを「現金回収額」という。)を回収し、必要に応じて当該配送受取人に正確な釣り銭を提供する単独の責任を負うこと、(d)貴殿は、貴殿の危険負担において現金回収額を保持すること、及び(e)貴殿は、貴殿の配送料に関連して対象地域において支払うべき全ての税金の支払義務を負うこと。貴殿は、その配送サービスに対して支払われるべき金額の全額をユーザー又は配送受取人から回収することができなかった場合は、Eats JPに対し、注文を配送した(又は配送を試みた)が当該金額を回収していない旨を通知するものとする。貴殿は、Eats JPに対する義務及び責任を一切負担しない形で現金回収額を受領するものではないことを確認するものとする。

5.3 Eats JPによる回収 Eats JPに対して支払うべき料金(例えば、選択的サービスに関する弁済)は、Eats JPに支払われるものとし、貴殿がマーチャントに対して支払うべき商品の金額は、Eats JPにより、貴殿が履行した完了済の配送についての未払配送料と相殺され、これから控除されるものとする。未払配送料が、貴殿がEats JPに対し支払うべき金額、又は貴殿がマーチャントに対して支払うべき商品の金額の弁済を目的とした相殺を行うには不十分であり、かつ貴殿がEats JPに対して別の支払手段を提供していない場合、貴殿は、不足額に相当する取引債務を負い続け、貴殿がEats JPに対して当該金額を返済するまで、繰り越されるものとする。Eats JPは、貴殿に対し、貴殿がEats JPに対して支払うべき金額を弁済するための回収オプションを提供することができる(例えば、現金回収キオスク、銀行送金、デビットカードの利用、モバイルウォレット等)。貴殿がプロバイダー用アプリの利用に関する支払を目的として、Eats JPにカードを登録している場合、又はEats JPに銀行口座を登録している場合、貴殿は、Eats JP又はその関連会社が、貴殿から追加の承諾を得ることなく、貴殿が支払うべき金額を回収することができることを確認し、同意する。貴殿は、弁済関連手数料(例えば、当座貸越、補充、両替、クロスボーダー及び銀行送金の手数料)のコスト及び適用ある税金(源泉徴収税又は間接税を含む。)を貴殿が負担することを確認し、同意する。さらに、貴殿は、Eats JPに対して支払うべき金額をグロスアップして、Eats JPが貴殿から支払われるべき金額全額を受領できるようにすることに同意する。疑義を避けるために付言すると、以下の場合にも、Eats JPは、貴殿がEats JPに対し支払うべき金額に関するEats JPの権利を放棄したとはみなされないものとする:(a)未払配送料が相殺されるには不十分であった場合、(b)貴殿がEats JPに支払うべき金額を適時に弁済しなかった場合、又は©Eats JPが回収努力を始める前に支払われるべき最低金額を要求することを選択した又は貴殿が支払うべき金額の回収を別途遅らせた場合。Eats JPは、貴殿が1週間を超えてマイナス勘定を維持する場合には、貴殿のアカウントを停止する権利を留保する。Eats JPは、各支払明細書において、相殺額又は控除額を報告するものとする。

5.4 租税 貴殿は、貴殿の対象地域において適用される税法及び社会保障法に基づく全ての義務を遵守することを確認し、同意する。また、貴殿は、いかなる場合にも、Eats JPが適用される税法又は社会保障法に基づく貴殿の義務について責任を負わないことを確認し、同意する。

  1. 事前提示配送料及び複数のマーチャントのバッチング

6.1 貴殿がEats JPから配送サービスの依頼を受けた時に、プロバイダー用アプリにおいて、配送料を構成する金額(これを「事前提示配送料」という。)が表示される場合がある。事前提示配送料は、適用がある場合には消費税等の租税を含む。貴殿は、この配送サービスの依頼及び事前提示配送料を引受け、拒絶し、又は無視する単独かつ完全な裁量を有する。

6.2 EatsJPが配送サービスに対し、事前提示配送料を超える金額を支払った場合、かかる追加分の金額も配送料の一部を構成するものとする(例えば、貴殿が配送サービスの依頼を引き受けた時点での当初の配送予想時間を、実際の配送時間が大幅に上回った場合に、貴殿は事前提示配送料を超える金額を受け取る場合がある。)。当該追加配送料は、実際に配送を完了するまで確定しないため、配送サービスの依頼には記載されない。もっとも、これらの金額は、貴殿が配送サービスを完了した後速やかに確定する。

6.3 貴殿は、貴殿が引き受けた依頼を行ったユーザーから、追加注文の集荷に関する追加の依頼を受ける場合(例えば、複数のマーチャントから商品の配送を受けようとするユーザーがいる場合)がある。このような場合に、プロバイダー用アプリには事前提示配送料の総額の増加を構成する、追加の事前提示配送料が表示され、貴殿は、それぞれの追加の配送サービスの依頼及び事前提示配送料を引受け、拒絶し、又は無視する単独かつ完全な裁量を有する。

6.4 貴殿は、注文を異なるマーチャントから集荷する依頼を受ける場合(例えば、一人以上の配送受取人に対し商品を送ろうとする複数のマーチャントがいる場合)がある。このような場合に、プロバイダー用アプリには事前提示配送料の総額が表示され、貴殿は配送サービスの依頼及び事前提示配送料を引受け、拒絶し、又は無視する単独かつ完全な裁量を有する。

6.5 配送サービスの依頼を受諾後に、追加注文を異なるマーチャントから集荷する追加の依頼を受ける場合(例えば、一人以上のマーチャントが一人以上の配送受取人に対し商品を送ろうとする場合)がある。このような場合に、プロバイダー用アプリには事前提示配送料の総額の増加を構成する、追加の事前提示配送料が表示され、貴殿は、それぞれの追加の配送サービスの依頼及び事前提示配送料を引受け、拒絶し、又は無視する単独かつ完全な裁量を有する。

6.6 配送料及び事前提示配送料は、配送受取人がその単独の裁量によって貴殿に支払うチップを反映又は包含しない。

  1. 財産的権利、ライセンス

7.1 ライセンス付与 本契約の条件に従った上で、Uberはここに、本契約の期間中、専らユーザーからの配送サービスの依頼を受諾し、及びその結果生ずる適用可能な配送料その他の手数料を追跡管理することを目的として、プロバイダー用アプリを利用する、非独占的でロイヤルティー無料で移転不能でサブライセンス許諾不能で譲渡不能なライセンスを無償で貴殿に付与する。貴殿に明示的に付与されない全ての権利は、Uber及びその関連会社並びにそのそれぞれのライセンサーが留保する。

7.2 制限 貴殿は、(a)プロバイダー用アプリを何らライセンス許諾し、サブライセンス許諾し、売却し、再売却し、移転し、譲渡し、頒布し、その他提供し若しくは利用可能としてはならず、(b)プロバイダー用アプリを修正し、若しくはそれらに基づく二次的著作物を作成してはならず、©プロバイダー用アプリの一部へのインターネット「リンク」の生成、他のウェブサイト若しくはシステム上でのプロバイダー用アプリの一部の「フレーミング」若しくは「ミラーリング」、若しくはプロバイダー用アプリからのデータの「スクレイピング」その他の不正取得を含め、プロバイダー用アプリを不正に利用してはならず、(d)適用法で認められる場合を除き、プロバイダー用アプリのリバースエンジニアリング、逆コンパイル、修正若しくは逆アセンブリを行ってはならず、又は(e)スパムその他の重複若しくは迷惑メッセージを送信してはならず、また、他人にもこれらの行為をさせてはならない。このほか、貴殿は、次に掲げる事項のためにプロバイダー用アプリにアクセスし又はこれらを利用してはならず、また、他人にもこれらの行為をさせてはならない:(i)プロバイダー用アプリと競合性若しくは実質的な類似性のある製品若しくはサービスを設計し若しくは開発すること、(ii)それらの特徴、機能若しくは内容を複製し若しくは抽出すること、(iii)ウェブスパイダ、クローラ、ロボット、インデクサ、ボット、ウイルス若しくはワームを含む自動化されたプログラム若しくはスクリプト、若しくは1秒に複数のサーバーリクエストを行う可能性があるか若しくはプロバイダー用アプリの運用及び/若しくは稼働に対して不当な負荷若しくは妨げを与える可能性があるプログラムを起動し、若しくは起動させること、又は(iv)プロバイダー用アプリ若しくはその関連するシステム若しくはネットワークについて不正なアクセスを試みること。

7.3 所有権 プロバイダー用アプリ及び当社データ、並びにこれらにおける一切の知的財産権は、(貴殿とUberとEats JPとの間においては)(場合に応じて)Uber、Eats JP及び/若しくはその関連会社又はそのそれぞれのライセンサーの財産であり、その財産に帰属し続けるものとする。本契約又は貴殿のプロバイダー用アプリ若しくは当社データの利用のいずれによっても、貴殿には、前述のとおり付与する限定的ライセンスを除き、プロバイダー用アプリ又は当社データにおける又は関連するいかなる権利も譲渡又は付与されない。配送サービスに関連してEats JPが、またプロバイダー用アプリに関してUberが特に許可する場合を除き、単体で又は他の文字、句読点、単語、記号若しくは意匠との組合せにより、Eats JP、Uber若しくはその関連会社又はそのそれぞれのライセンサーの会社名、ロゴ、製品・サービス名、商標、役務商標、トレードドレス、著作権又はその他の権利を表示するもの(これを「Uber 標章・名称」という。)を、貴殿が商業目的で何ら使用又は引用することは認められない。貴殿は、いかなる物品及びサービスについても、単体による若しくは他の文字、句読点、単語、記号若しくは意匠との組合せによる各Uber標章・名称又は紛らわしい標章、名称若しくは称号について、登録その他の使用又は所有権の主張を試みないことに同意する。貴殿は、プロバイダー用アプリ又は当社データの一部を複製、修正、頒布、販売又は賃貸してはならず、また、法律で許される場合を除き、Uberのソフトウェアのリバースエンジニアリング又はソースコードの抽出の試みを行ってはならない。

  1. 秘密保持

8.1 各当事者は、本契約の履行に際して、直接又は間接に相手方当事者の秘密扱いの情報(これを「秘密情報」という。)を閲覧する機会を得る又はこれに接触する場合があることを確認し、その旨同意する。秘密情報には、当社データ、プロバイダID、ユーザー情報、配送受取人情報、荷物情報、並びに(書面又は口頭のいずれによる開示であるかを問わず)各当事者の取引数量、マーケティング計画、事業計画及び事業上、財務上、技術上、運営上その他の非公開情報であって当該当事者が独占情報若しくは秘密扱いとして指定する又は相手方当事者が秘密扱いされるべきものと合理的に認識すべきものが、含まれる。

8.2 各当事者は、(a)全ての秘密情報が開示当事者の独占的財産に帰属し続けること、(b)本契約を促進する場合を除きいかなる目的でも相手方当事者の秘密情報を使用しないこと、©自己の従業員、役員、請負人、代理人及びサービス提供業者(これらを「被許可者」という。)に対し、本契約に基づく履行の必要に応じて開示する場合(ただし被許可者を本契約の条件と同等以上の保護力ある秘密情報の秘密保持義務及び不使用義務により書面で拘束することを条件とすること)を除き、いかなる第三者に対しても相手方当事者の秘密情報を開示しないこと、並びに(d)(適用法、及びEats JPに関してはその内部記録保持要件の制限の下で)本契約の終了に伴い又は相手方当事者の求めに応じて、開示当事者の全ての秘密情報を返還又は破棄することを確認し、その旨同意する。

8.3 前述にもかかわらず、秘密情報には、次に掲げる情報は含まれないものとする:(a)受領当事者側の作為若しくは不作為によることなく公知に属している若しくは属するに至る情報、(b)秘密保持義務なく本契約の締結日前に受領当事者が保有していた情報、又は©その情報に関して秘密保持義務を有していない第三者から受領当事者に開示される情報。

  1. プライバシー

9.1 貴殿の情報の開示 適用法に従った上で、また、第8.2条にもかかわらず、Uber、Eats JP及びそれぞれの関連会社は、次に掲げる場合には、貴殿、ユーザー、配送受取人、保険会社、決済サービス提供業者(クレジットカード会社、支払回収代行業者及びクレジットカード番号等取扱契約締結事業者を含む。)又は関係する当局若しくは規制機関に対し、貴殿に関する又は本契約に基づき提供される配送サービスに関する情報(個人情報(例えば、経歴調査を通じて貴殿に関して取得される情報など)、秘密情報及び当社データを含む。)を提供することができるものとする(ただしその提供を義務付けられるものではない):(a)貴殿とユーザーとの間若しくは貴殿と配送受取人との間における苦情、紛争若しくは対立(事故を含む。)がある場合、(b)本契約の条件を履行強制するために必要な場合、©Uber、Eats JP若しくはそれぞれの関連会社の単独の裁量による判断として、適用法令により要求されると思われる場合(例えば、Eats JP若しくはその関連会社が令状を受領し、若しくは情報に関してその他の法的手続を受けた場合など)、若しくは(d)Uber、Eats JP若しくはそれぞれの関連会社の単独の裁量による判断として、(1)Uber、Eats JP若しくはその関連会社、若しくは第三者(決済サービス提供業者を含むがそれに限らない。)の安全、権利、財産若しくはセキュリティを保護するため、(2)公衆の安全を保護するため(プロバイダー用アプリ若しくは配送サービスに関連する保険請求の支援を含む。)、(3)詐欺、セキュリティ上の問題若しくは技術上の問題を発見し、防止しその他これらに対処するため、若しくは(4)違法行為、非倫理的行為若しくは法的手続きの対象となりうる行為である若しくはそうした行為の危険性を示すとUber、Eats JP若しくはそれぞれの各関連会社が単独の裁量に従い考える活動を防止し若しくは停止するために、必要であると思われる場合、又は(e)Uber、Eats JP若しくは関連会社の単独の裁量からみて、プロバイダー用アプリを利用して配送サービスの依頼を受ける資格を取得し若しくはかかる資格を維持する貴殿の能力に関連して保険その他の目的上要求される若しくは必要であると思われる場合。貴殿は、Uber及びEats JPが本契約の終了後も法律上、規則上、安全上その他の必要な目的のために貴殿の個人データを保持する場合があることを了解する。

9.2 Uber、Eats JP及びそれぞれの関連会社は、貴殿によるプロバイダー用アプリへの登録及びプロバイダー用アプリの利用の過程で貴殿の個人情報を収集し、又は第三者から貴殿に関する情報を取得する場合があるものとする。Uber、Eats JP、それぞれの関連会社、第三者及びサービス提供業者は、こうした情報を、配送サービス、マーケティング、サービス開発、サービス改良、分析、業界調査、市場調査、その他Uber、Eats JP及びそれぞれの関連会社の正当な事業上の必要に即した目的を含む、事業上の目的のために保存し、処理し、移転し及び閲覧することができるものとする。貴殿は、こうした個人データの利用に明示的に同意する。

9.3 Uber、Eats JP及びそれぞれの関連会社は、 https://www.uber.com/legal/ja/document/?name=privacy-notice&country=japan&lang=jaに掲げるプライバシー通知(これはUberにより随時更新される。)で定めるところに従い、貴殿の個人情報を収集し、利用する。

  1. 保険

10.1 本第 10.1 条は、貴殿が配送サービスの提供のために自動車又は原動機付自転車を使用する場合に限り適用される。本契約の期間中、貴殿は、本契約に基づいて貴殿が運用するすべての自動車及び原動機付自転車に関して、対象地域内の公道で一般乗用自動車を運転する上での最低法的要件を満たす担保範囲で第三者への身体傷害及び物的損害を補償する自動車賠償責任保険を維持することに同意する。この担保範囲には、被保険者が放棄することのできない、対象地域内での法律の定めによる無過失責任担保も含まれなければならない。貴殿は、自動車損害賠償保障法において義務付けられている保険に加入しなければならない。貴殿は、求めに応じて、本第10.1条で定める保険証券について保険証書の写し、契約内容告知書の写し、保険識別票の証拠及び保険料支払の証拠をEats JP及びその関連会社に提示することに同意する。貴殿はさらに、Eats JPが要求する保険に係る解約については、Eats JPに書面で通知を発しなければならない。Eats JPは、貴殿の保険証券に係る選択又は維持を管理する権利を有しないものとする。貴殿は、常時、本第10.1条で定める保険に関して、記名被保険者でなければならない。

10.2 本契約の期間中、貴殿は、対象地域内において各適用法令(条例を含むがそれに限らない。)により要求される保険(自転車賠償責任保険を含むがそれに限らない。)を維持することに同意する。また、適用法で認められる場合には、貴殿は、自己の危険負担においてする限り、労働災害への保険を一切掛けないことを選択することができる。

10.3 貴殿は、自己の保険証券(例えば、自動車賠償責任その他の賠償責任保険証券)では、本契約に従い貴殿が提供する配送サービスについて、賠償責任、総合危険、衝突、医療費、人身傷害補償、無保険の運転者、不十分な保険の運転者、貴殿の注意下、保管下及び/又は管理下にある財産への損害その他が担保されない場合があることを了解し、その旨確認する。貴殿の保険担保の範囲又は適用可能性に関して疑問又は懸念がある場合において、貴殿の保険会社との間でそれらを解決するのは、Eats JPの責任ではなく貴殿の責任とする。

10.4 本契約の期間中、Eats JPは、Eats JPの合理的な裁量に従い判断するところに従い、貴殿の配送サービスの提供に関連して保険を維持することができる。ただし、Eats JP及びその関連会社は、貴殿の輸送手段の損失又は貴殿への被害について個別の保険担保範囲を貴殿に提供することを要しない。貴殿は、配送サービスの提供中に事故に遭った場合、速やかにEats JPに通知し、協力するとともに、これに関連して必要な全ての情報を提供するように推奨される。

  1. 表明及び保証、並びに否認

11.1 貴殿による表明及び保証 貴殿は、本契約の期間中、(a)本契約を締結しかつこれに基づく自己の義務を履行する完全な権限及び権能を有すること、(b)貴殿による本契約の遵守を妨げる契約を締結しておらず、契約期間中もそうした契約を締結しないこと、©(i)本契約による輸送手段を用いた配送サービス及び(ii)対象地域内での第三者への一般的な配送サービスを提供する上で必要な全ての許可、免許、通知、登録その他の政府の許諾を保持しそれらを遵守することを含め、本契約の履行に際して適用される全ての法律を遵守すること、(d)コミュニティガイドラインを(それが適用される限りにおいて)遵守すること、(e)貴殿が配送サービスの提供を日本において行う権利を有し、該当する場合には、貴殿は有効な在留資格を有し、貴殿の配送サービスの提供が在留資格に関連する条件に違反しないこと(かかる違反があった場合、貴殿は、直ちに、書面をもってEats JPに通知すること)、並びに(f)貴殿がプロバイダー用アプリ上で登録する貴殿の氏名(アカウント名)が日本の公的機関の発行する貴殿に関する書類に記載されている貴殿の氏名と一致することを、ここに表明及び保証する。貴殿が日本国籍を有していない場合、上記(e)における表明保証の対象には、貴殿が、配送サービスを行うことのできる在留資格又は既に付与されている在留資格で許可されている活動以外の活動に従事する許可(資格外就労許可)を有していることを含む。なお、貴殿が日本国籍を有していない場合で、貴殿の配送サービスを提供できる範囲及び時間に法的制限がある場合、貴殿はこの制限を遵守しなければならない。貴殿が資格外就労許可により、配送サービスを提供できる状況になっている場合で当該サービスを提供できる時間に法的制限のある場合(すなわち、「1週間に28時間まで」という制約がある場合)、貴殿は、別途出入国在留管理庁若しくは関連当局からの許可を得た場合又は出入国在留管理庁若しくは関連当局より付される別途の条件の下、法律を遵守しつつ稼働する場合を除き、プロバイダー用アプリ及び他のアプリを通じて配送サービスを提供する時間又はその他の公私を問わない機関(Eats JP以外)での就労時間を含め、1週間に28時間以内しか就労しないことを表明及び保証する。

11.2 反社会的勢力の排除 貴殿は、貴殿が反社会的勢力(以下で定義する。)ではなく、また反社会的勢力との取引に関与していないことを宣言する。貴殿は、犯罪的及び過激的要素を含む、反社会的勢力との取引に従事してはならない。貴殿が意図せず反社会的勢力との取引を行っていた場合、Eats JP及びUberはいかなる責務も負うことなく本契約を直ちに終了することができる。「反社会的勢力」とは、以下の者又は団体を意味する。 暴力団、暴力団員、暴力団関係企業、その他上記の者に準ずる者 自ら又は第三者を利用して、暴力的な要求行為、法的な責任を超えた不当な要求行為、脅迫的な言動、虚偽の風説を流布し又は偽計を用いて他の当事者の信用を毀損し又はその業務を妨害する行為、その他上記行為に準ずる行為を行う者 反社会的勢力との取引を防止するため、第8条(秘密保持)及び第9条(プライバシー)を含む本契約のその他の定めにかかわらず、貴殿は、Uber及びEats JPが、(i)法令により要請される場合、(ii)政府により要請される場合、(iii)第三者との契約で要請される場合並びに(iv)その他Uber及びEats JPがその独自の裁量で必要と認める場合、貴殿に関するあらゆる情報を、第三者に開示、共有又は提供できることを確認し、同意する。

11.3 保証の否認 Uberは、プロバイダー用アプリを「現状有姿」かつ「提供可能な範囲内」で提供し、貴殿は、これを受け入れる。Uberは、貴殿によるプロバイダー用アプリへのアクセス又はその利用が(A)中断若しくはエラーを生じないこと又は(B)Eats JPからの配送サービスの依頼につながることを表明せず、担保せず、また保証しない。Eats JP及びその関連会社は、ユーザー又は配送受取人の作為又は不作為について何らの表明、担保又は保証もせず、Eats JP及びその関連会社は、ユーザー又は配送受取人の審査選別その他の評価をしない。プロバイダー用アプリを利用することにより、貴殿は、貴殿その他第三者に対して被害又は危険性を与えるおそれのある第三者に貴殿が紹介される場合があることを確認し、その旨同意したこととなる。貴殿は、プロバイダー用アプリの利用及び配送サービスの提供に関連して生じる第三者とのやり取りに関して合理的な予防策を講じることが推奨される。Eats JP及びその関連会社は、配送サービスのために貴殿に提供される商品の安全性について表明、担保又は保証をしない。Eats JP及びその関連会社は、貴殿、ユーザー、配送受取人その他第三者の作為又は不作為について一切の責任を明示的に否認する。

11.4 サービス保証の不存在  Uber及びその関連会社は、プロバイダー用アプリの可用性又は可用時間を保証しない。貴殿は、プロバイダー用アプリが(例えば、計画保守又はネットワーク障害などにより)時期及び理由の如何を問わず利用不能となる場合があることを確認し、その旨同意する。プロバイダー用アプリにはさらに、インターネット及び電子通信の利用に固有である制限、遅延その他の問題が生じる場合があり、Eats JP及びその関連会社は、そうした問題の結果生ずる遅延、未配その他の損害、責任又は損失について責任を負わない。

  1. 補償 貴殿は、次に掲げる事項に起因し又は関連して生じる一切の責任、経費(弁護士報酬を含む。)、損害、金銭罰、罰金、社会保障負担及び租税(該当するいずれも)について、Uber、Eats JP及びそれぞれの関連会社並びにそのそれぞれの役員、取締役、従業員、代理人、承継人及び譲受人を補償し、これらの者を(Eats JP又はUberの選択に応じて)防御し、これらの者に被害を及ぼさないようにするものとする:(a)貴殿による本契約に基づく表明、保証若しくは義務への違反、又は(b)貴殿による配送サービスの提供若しくはプロバイダー用アプリの利用に直接的若しくは間接的に関連して生じる第三者(ユーザー、配送受取人、規制機関及び政府当局を含む。)からの請求。Uberは、Uberが被った損害(Eats JPがユーザーに対して行った返金を含むがそれに限らない。)であって、貴殿の配送サービスの提供における作為又は不作為が水準に達しない態様で行われたことによって生じた損害の賠償を貴殿に対して求めることができる。

  2. 責任制限 Uber、Eats JP及びそれぞれの関連会社は、契約、不法行為その他いかなる法理に基づくかを問わず、次に掲げる各事項については、その損害の生ずるおそれを知らされていた場合であっても、本契約に基づき又は関連して責任を負わないものとする:(i)付随的、懲罰的、特別、派生的その他のあらゆる種別若しくは種類の間接的損害、又は(ii)貴殿若しくは第三者の物的損害若しくは損失、若しくはデータの滅失若しくは不正確性、若しくは取引、収益、利益、使用その他の経済的優位の喪失。仮に何らかの事由によりUber、Eats JP及びそれぞれの関連会社が本契約に基づき又は関連して責任を負うことがある場合は、そのいかなる場合も、本契約に基づくUber、Eats JP又はそれぞれの関連会社の責任は、その請求を生じさせる事由が発生する直前の六(6)ヶ月間において本契約に基づき貴殿に対し実際に支払われた又は支払われるべき配送料の金額を超えないものとする。

  3. 期間及び終了

14.1 期間 本契約は、貴殿が承諾した日付に開始するものとし、本契約で定めるところに従い終了されるまで存続するものとする。本契約の有効期間中において、本契約に定める契約条件(委託者(Eats JP)の名称、委託日、配送内容、配送実施日、事前提示配送料の表示方法(税込表示であること)、報酬支払日を含むがこれらに限られない。)は、個別の配送サービス契約に共通して適用されるものとする。

14.2 終了及び停止

(1) いずれの当事者も、相手方当事者への三十(30)日前の書面による終了通知をもっていつでも理由なく、本契約全体を終了することができる。疑義を避けるために付言すると、貴殿は、プロバイダー用アプリを利用する義務を負うものではない。貴殿は、プロバイダー用アプリの利用を停止することを選択する場合には、当方に停止の通知をすることなく、いつでも停止することができる。

(2) Uber、Eats JP及び/又はそれぞれの関連会社は、以下のいずれかの場合、一時停止であることを明確に通知した上で、プロバイダー用アプリ上の貴殿のアカウントを一時停止することができる。

(i) 貴殿が本契約に違反するとEats JPがその単独の裁量に基づいて判断した場合

(ii) Uberの合理的判断において、貴殿の作為又は不作為が、コミュニティガイドラインに違反し、又は食品安全や公共の安全に関する事項を含めて、不利な宣伝、メディアの注目若しくは規制当局による調査を誘発することで、Uber Eats、Uber若しくはそれぞれの関連会社の評判、名声若しくはブランドに悪影響を与えるおそれのあるその他の問題の原因となる可能性がある場合

(iii) 貴殿の作為又は不作為が、配達パートナーガイドに記載のある利用方法や各種機能を用いて不当に報酬を得るおそれのある行為とEats JPがその単独の裁量に基づいて判断した場合

(iv) 警察機関、保健機関その他規制当局からの要請があった場合又は関連する調査のため一時停止の必要があると認められる場合

(v) その他、上記各号のいずれかに相当する事由が生じた場合

(3) Uber、Eats JP及び/又はそれぞれの関連会社は、以下のいずれかの場合、本契約及び/若しくはプロバイダー用アプリ上の貴殿のアカウントを直ちに終了することができる。

(i) 適用法又は本契約上、貴殿が、配送サービスを提供する資格又は貴殿の輸送手段を利用する資格を失った場合

(ii) 貴殿に本契約の重大な違反があるとEats JPがその単独の裁量に基づいて判断した場合

(iii) Uberの合理的判断において、貴殿の作為又は不作為が、コミュニティガイドラインに違反し、又は食品安全や公共の安全に関する事項を含めて、不利な宣伝、メディアの注目若しくは規制当局による調査を誘発することで、Uber Eats、Uber若しくはそれぞれの関連会社の評判、名声若しくはブランドに重大な悪影響を与えるおそれのあるその他の問題の原因となる可能性がある場合

(iv) 貴殿の作為又は不作為が、配達パートナーガイドに記載のある利用方法や各種機能を用いて不当に報酬を得るおそれのある行為とEats JPがその単独の裁量に基づいて判断した場合

(v) 貴殿について、支払停止が生じ、又は破産手続、民事再生手続若しくそれらに類似するその他の破産手続の開始の申立がなされ、貴殿の今後の業務遂行に重大な支障が出た場合

(vi) 差押え、仮差押え、仮処分、保全差押え、租税滞納処分、強制執行又は競売が貴殿に対して提起され、貴殿の今後の業務遂行に重大な支障が出た場合

(vii) その他、貴殿の責めに帰すべき事由により直ちに契約の解除をすることが必要であると認められる場合

(4) プロバイダー用アプリ上の貴殿のアカウントが一旦停止されると、貴殿は、配送サービスの依頼を受けることができなくなる。プロバイダー用アプリ上の貴殿のアカウントを再開させるために、貴殿は、Uberに連絡することができるが、疑義を避けるために付言すると、Uber又はEats JPは、その単独の裁量に基づいて、アカウントの再開を承諾するか拒絶するかを決定することができる。

14.3 終了の効果 本契約の終了に伴い、貴殿は、各本人デバイスからプロバイダー用アプリを直ちに削除し完全に消去するものとする。未払金支払義務並びに第1条、第2.4.2条、第4.5条(3つ目及び4つ目の文を除く。)、第4.6条(3つ目の段落を除く。)、第7.3条、第8条、第9条、第11条、第12条、第13条、第14.3条、第15条及び第16条は、本契約の終了後も存続するものとする。

  1. 雑則

15.1 修正 Uber又はEats JPが本契約の条件を修正するときはいつでも、その修正は、貴殿が修正後の本契約を承諾した場合に限り、貴殿に対して拘束力を有するものとする。ただし、本契約の条件又は本契約に含まれるハイパーリンク先において参照される情報については、Uber及びEats JPは随時これを修正する権利を有するものとする。貴殿はここに、プロバイダー用アプリをダウンロード、インストール又は利用することにより、またEats JPからの配送サービスの依頼を受諾することにより、本契約に含まれるハイパーリンク先において参照される情報又は本契約に組み込まれる文書(配送料計算を含むがそれに限らない。)について将来の改定又は追加に拘束されることを確認し、その旨同意する。こうした変更後においてプロバイダー用アプリを継続利用すること又はEats JPからの配送サービスの依頼を受諾することは、当該変更に対する貴殿の同意を構成するものとする。本契約のいずれかの条項について 重大な変更をする場合において、その変更が本契約上の貴殿の権利に重大な悪影響を及ぼすときは、Eats JP又はUberは貴殿に対し14日以上前にこれを通知する。ただし、かかる場合、貴殿は、(i)Eats JP又はUberから通知を受領し、かつ(ii)本契約の終了を書面によりEats JPに通知することにより、本契約を直ちに終了する権利を有する。

15.2 補足条件 貴殿のプロバイダー用アプリの利用及び配送サービスの提供には、一定の特徴及び機能に関連する利用の方針又は条件など、補足的な条件が適用される場合がある(これを「補足条件」という。)。補足条件は、随時修正される。また、貴殿には、随時、一定の補足条件が提示される場合がある。補足条件は、本契約に追加されるものであり、本契約の一部とみなされるものとする。補足条件と本契約の間に齟齬がある場合には、補足条件が本契約に優先するものとする。

15.3 可分性 本契約のいずれかの規定が、無効若しくは拘束力を持たない、又は効力若しくは拘束力を失う場合において、当事者らは、なお本契約のその他の全規定に拘束されるものとする。その場合において、当事者らは、その効力又は拘束力なき規定を、有効で拘束力がありかつ本契約の内容及び目的を考慮の上できる限りその効力又は拘束力なき規定と同様の効果を有する規定をもって、代えるものとする。

15.4 譲渡 いずれの当事者も、相手方当事者の事前の書面による同意がなければ、全部又は一部を問わず、本契約又はこれに基づく自己の各権利若しくは義務を譲渡し又は移転してはならない。ただし、Uber及び/又はEats JPは、次に掲げる者に対してであれば、同意なくいつでも、本契約又はこれに基づく自己の権利若しくは義務の一部若しくは全部を譲渡し又は移転することができる:(a)関連会社、又は(b)Uber及び/又はEats JPの事業、資本若しくは資産の全部若しくは実質的全部の取得者。

15.5 完全な合意 本契約は、全ての補足条件を含め、その主題に関する当事者らの完全な合意及び了解を構成するものであり、当該主題に関する一切の以前の合意事項又は了解事項を代替し、かつ、それらに取って代わる。本契約において「含め」及び「含む」とは、「含むがそれに限らない」を意味する。前文は、本契約の一部を構成する。

15.6 第三者受益者の不存在 本契約について第三者受益者は存在しない。本契約記載のいかなる内容も、第三者受益者の請求権を発生させることを意図しておらず、そうしたものとして解釈してはならない。

15.7 通知 本契約に基づきUber又はEats JPが貴殿に交付する通知(書面による通知を含む。)は、貴殿のプロバイダー用アプリのアカウントに関連付けられた電子メールアドレス宛の電子メールにより、又はプロバイダー用アプリで貴殿に提供されるポータル上に掲示することにより、交付される。本契約に基づき貴殿がUber又はEats JPに交付する通知は、http://partners.uber.comで「Contact Us」セクションよりEats JPまで連絡することにより、又はEats JPの関連会社であるUber Japan株式会社(東京都港区六本木1-9-10)宛に通知することにより、交付される。随時、対象地域別に追加的な通知が必要となる場合もあるものとする。

  1. 準拠法、裁判管轄 本契約に別段の定めがある場合を除き、本契約は、日本の法律に準拠し、それに従って解釈されるものとする。本契約に起因し若しくは広く関連して発生し、又はこれに関連する紛争、齟齬又は意見の相違(本契約の効力、解釈又は執行可能性に関連するものを含む。)については、東京地方裁判所が管轄権を有するものとする。 本契約内のいかなる内容も、法律上貴殿が有する権利であって適法に制限し又は排除することができないものを制限し又は排除するものではない(また、そうした制限又は排除を意図したものでもない)。 「同意する」のクリック又は末尾への署名(適用法上要求される場合)をもって、貴殿は、Uber技術サービス契約(配達パートナー)(本文書のパート1)を通読し理解したこと、Uber技術サービス契約(配達パートナー)の結果を慎重に検討するための手順を取ったこと、Uber技術サービス契約(配達パートナー)の条件により拘束されることに同意すること、並びにUber及びEats JPとの間でUber技術サービス契約(配達パートナー)を締結する法的能力を有することを、明示的に確認する。疑義を避けるために付言すると、貴殿は、Uber技術サービス契約(フリートパートナー配送人)(本文書のパート2)が貴殿には適用されないことを確認し、その旨同意する。

他にお困りのことはございませんか?