二要素認証(2FA)を利用すると、Uber for Business アカウントの保護を強化でき、不正アクセスとデータ侵害からの保護に役立ちます。このセキュリティ対策では、ユーザーはアクセスを許可する前に 2 つの認証要素を提供して本人確認を行う必要があります。
メリット
Uber for Business アカウントに 2FA を導入すると、次のようなメリットがあります。
- 2 つの異なる方法でユーザーの本人確認を行うことでセキュリティを強化
- パスワードが漏洩した場合でも不正アクセスのリスクを軽減
- ビジネス運営のセキュリティに対する信頼性が向上
2FA の方法
2FA を有効にすると、ユーザーはサインインする際に、パスワードに加えて次のいずれかの認証要素を使用することになります。
- モバイル OTP(ワンタイムパスワード):登録済みのモバイル機器に一時的な固有のコードが届きます
- 登録済みのモバイル機器へのアクセス権を持つ承認されたユーザーのみが、認証プロセスを完了できます
- 接続されたソーシャルアプリ:ソーシャルアプリ(Google、Apple など)に接続します
- 認証アプリの OTP(ワンタイムパスワード):認証アプリが生成した時間制限付きの固有のコードを使用します
- 認証アプリをダウンロードするにはモバイル機器が必要です
- 認証コードは認証アプリで生成されるため、アカウントに電話番号が紐付けされることはありません
- この認証コードは、Uber のすべてのサービス(モバイルとウェブの両方)へのサインインに使用できます
- 認証アプリはオフラインでも使用できるため、旅行に出かけることが多い場合や、携帯電話以外の機器で配車をリクエストする場合に適しています
確立されたリスクロジックに基づき、特定のサインインに対して認証が発生するため、2FA による認証は機器ごとに 1 回のみ可能です。
認証アプリで 2FA を有効にする
以下の手順に従って、個人の管理者アカウントでこの機能を有効にできます。有効にしても、ダッシュボードの他のユーザーのサインインプロセスには影響しません。
- account.uber.com にサインインするか、Uber アプリで [アカウント] > [Uber アカウントを管理] の順に選択
- [セキュリティ] タブに移動し、[認証アプリ] を選択
- 「認証の手順」ページに記載されている手順に従い、連携を完了
- 認証アプリを開き、6 桁のコードをコピー
- 6 桁のコードを入力して [次へ] を選択し、認証アプリを使用した 2FA 保護を有効にする
バックアップコードを安全な場所に保存するよう求めるメッセージが表示されます。携帯電話の紛失時にアカウントにアクセスする必要がある場合に、保存済みのコードで Uber アカウントにサインインできます。
すべての認証アプリに対応していますが、Duo と Google Authenticator をお勧めします。
これらのプロバイダーおよびサービスについて提供されている情報は、Uber による保証または推奨を意図するものではありません。各サービスとユーザーのビジネスとの適合性の確認および評価はユーザー自身の責任であり、Uber はこれらの企業が提供するサービスについて一切の責任を負うものではありません。
認証システムアプリで 2FA を無効にする
- account.uber.com にサインインするか、Uber アプリで [アカウント] > [Uber アカウントを管理] の順に選択
- [セキュリティ] タブに移動
- [認証アプリ] を選択
- [削除] を選択して、認証アプリを使用した 2FA を無効にする
2 段階認証を有効にすることもできます。
サポートが必要な場合
次のような場合はサポートチームまでご連絡ください。
- 2FA に問題が発生した
- バックアップコードをすべて使用した
- バックアップコードを紛失した