以下の情報は、Uber が世界のほとんどの地域でリアルタイム ID チェックをどのように実施するかを説明したものです。英国での Uber Eats の配達に固有の情報については、こちらのリンク先を参照してください。
Uber のコミュニティガイドライン*および Uber プラットフォームの利用に関する契約ではアカウントの共有を認めていません。これはすべてのユーザーとプラットフォームの安全を確保するためです。こうした理由から、アカウント所有者ご本人であること、第三者の不正使用でないことを確認するため、オンラインにする前にリアルタイムでご自分の顔写真の撮影をお願いすることがあります。この写真とプロフィール写真を比較して、同一人物であることを確認します。また、自撮り写真を使用して、配達に使用される車両の種類を確認します。
アカウントのセキュリティを維持するため、ご協力をお願いいたします。
*法域によっては、Uber がコミュニティガイドラインを適用しない場合があります。
手続きは Uber アプリで行います。顔写真の撮影を求められたら、その場でご自分の顔写真を撮影します（自撮り写真と同じ要領です）。
写真はプロフィール写真との比較に使用されるため、なるべく高画質で撮影してください。高画質の写真を撮影するには次のような方法があります。
他人の顔を撮影したり、別の写真を撮影したものを使ったりしないでください。比較に失敗し、オンラインにできなくなります。
Uber では、リアルタイムの写真をプロフィール写真と比較することで、登録者本人であることを確認しています。そのため、プロフィール写真は常に最新の状態に保ち、特に外見が大きく変わった場合は更新することをお勧めします。プロフィール写真の更新についてサポートが必要な場合は、こちらにアクセスしてください。
本人確認の手続きは、居住地で適用される法律に応じて 2 通りの方法で行われます。
1 つ目はほとんどの地域で行われている方法です。アプリで顔写真を撮影すると Uber に送信され、Uber のサービスプロバイダーである Microsoft と共有されます。Microsoft は Uber の指示に従い、顔認証ソフトウェアを使用して、この写真と過去にアップロードされたプロフィール写真を比較します。この比較は、それぞれの写真から顔認証情報を作成し、顔の特徴が一致するかどうかを照合する方法で行われます。
一致しない可能性があると判定された写真は、ただちに人間による審査に回され、3 名の本人確認担当者によって別々に審査されます。3 名の担当者のうち 2 名以上によって写真が一致しないと判断された場合、プラットフォームを利用できなくなる可能性があります。3 人の判断が必要なため、このプロセスには数分かかることがあります。
2 つ目は欧州連合や英国など、法律により顔認証技術の使用が厳しく制限されていて、別の認証方法が必要な地域で行われている方法です。これらの地域では、リアルタイムの顔写真による本人確認で、顔認証技術を使用するかしないかを選択できます。顔認証ソフトウェアを使用した写真の検証をしないことを選択した場合、プロフィール写真と Uber に送った確認用の顔写真が、本人確認担当者に直接送信されます。その後のプロセスは 1 つ目の方法と同じです。法律により顔認証技術の使用が厳しく制限または禁止されている地域では、選択肢が人間による審査のみとなる場合があります。
本人確認用の写真がプロフィール写真と一致しない場合や、既存の写真を撮影した写真を送信した場合、またはそれ以外の要件を満たしていない写真を送信した場合、アカウントは 24 時間調査待ちの状態、または無期限に利用停止となることがあります。
アカウントが誤って無効化されたと思われる場合は、アプリを利用してその決定に異議を申し立てることができます。
異議申し立てがあった場合、本人確認の担当者は次を確認します。
以前に送信したリアルタイムの顔写真があると、担当者がひげやメガネといった外見の変化を考慮に入れることができます。その後、写真が同一人物であると判断されるとアカウントが再開されます。一致しなかったという判定はそれ以降の確認や異議申し立てに影響しません。
担当者によって写真が同一人物のものでないと判断された場合、または顔写真がその他の要件を満たしていないと判断された場合、アカウントの無効化が継続される可能性があります。
本人確認に関する決定の内容を第三者に対して積極的に報告することはありませんが、適切な法的手続きを経て権限のある公的機関に情報を開示する場合があります。
顔は 1 つしかありません。また、何か起きてもパスワードのように簡単に変更できません。そのため、Uber ではデータの安全を確保するための対策を講じています。この対策において重要な点は、安全上の目的を達成するために必要な期間のみデータが保存されるようにすることです。Uber は、これらの写真を EU と英国で 1 年間、その他すべての国で 3 年間保存します。このような保存期間が設定されている理由は、特に問題が発生した場合に、アカウントの健全性に関する潜在的な問題を調査できるようにするためです。写真の保護を強化するため、写真を確認する必要がある人物のみにアクセスを制限しています。Uber が生体認証データを受け取ることや保存することはありません。Microsoft は写真を保存せず、プロセスが完了した時点ですべての生体認証データを削除します。
Uber は、トランスジェンダーやジェンダー移行中の稼働者の皆さまがいつでも Uber アプリを通じて収入を得られるようにしたいと考えています。本人確認の手続き中に問題が発生した場合は、サポートチームにいつでもご連絡ください。プロフィール写真を更新するには、ヘルプセンターで [アカウント] > [アカウントの設定] の順にタップしてください。
Uber によるユーザーデータの使用と、データに関するユーザーの権利の詳細については、Uber のプライバシー通知をご確認ください。